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2010年6月17日木曜日

赤外線カメラ特集

夜間、真っ暗闇な中で動物を撮影するのに便利なのが赤外線撮影機能のついたカメラ。俗にナイトショットなどと呼ばれ、ソニーのビデオカメラやデジカメなどに機能が搭載されている。人の目には見えない赤外線光を使った撮影機能だ。カメラのCCDは赤外線光を感知できるので、赤外線ライトと組み合わせることによって、まっ暗闇でも撮影ができてしまう。ただし、白黒撮影みたいになるけど。

たしか、TRV-9って機種あたりから搭載されたんじゃなかろうか。余談だが、TRV-9に搭載された赤外線撮影機能はスケスケ画像が撮影できるってことで当時世間を騒がせた。真夏の日差しが強い季節は、赤外線も大量に降り注いでいるので、赤外線カメラで撮影するとTシャツや水着など薄手の衣類は透けてしまうのだ。赤外線撮影で乳首やアンダーヘアの透けた写真をアチコチで見たもんだ。あまりの反響で、現在のカメラは昼間の赤外線撮影はできないように対策が施されている。

話が逸れたが、赤外線撮影は夜行動物の撮影には重宝する。カメラ付属のライトは2~3メートルぐらいまでしか赤外線光を照射できない。庭先でタヌキを撮影するぐらいなら付属のライトで大丈夫だが、屋外で使用しようと思えば、別途赤外線ライトを用意することで離れたところからの撮影が可能になる。赤外線ライトは光源は赤く光るので、光に敏感な動物を撮るときは注意が必要だ。

オススメの機材は、ソニーのCX-550V。もちろんナイトショット搭載で、最低被写体照度3luxと、いままでのビデオカメラにはない高感度センサーを搭載しているのが特徴。一般的なビデオカメラが10luxとか。これなら公園の街灯程度の明かるさでも、カラーできれいな撮影ができるぞ。

ちなみに、写真のヤシカのビデオカメラ ヤシカAVD-518HDには、低価格ながら、赤外線撮影機能が搭載されており、フルハイビジョン撮影ができる。SDHCカードに記録できるのもいいが、最大の特徴は、どうやら昼間でも赤外線撮影ができるらしい。ということはスケスケ写真が復活か?

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