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2011年7月12日火曜日

便利!iPhoneでワンセグTVが視聴できる「eSegTV」


まもなくアナログ放送が終了しますが、カーナビについているテレビがアナログのまま。これではもうすぐ見られなくなるということで、iPhoneでワンセグTVを視聴できる便利な機器を紹介です。

【WIFI接続で便利】
iPhoneでのワンセグ視聴といえば、ドックコネクタに小型チューナーを取り付けるのが一般的です。しかし、かっこ悪いし、かさばるしで今ひとつ使い物になりませんでした。そんな悩みを解消したのが「eSegTV」です。

この「eSegTV」の特徴は、iPhoneに機器を繋げることなくワンセグを視聴できる点。WIFI経由でワンセグTVを視聴することができます。モバイルルーターをイメージしてもらえばわかりやすいでしょう。無線LANの接続先に「eSegTV」を選択し、専用アプリを起動すればワンセグが視聴できます。

無線方式の利点は、iPhoneに余計な機器を取り付ける必要がなくかさばらないこと。まるでiPhoneにワンセグチューナーが内蔵されているかのごとくテレビを見ることができます。チューナーにはバッテリーが内蔵されているので、単体で3時間程度の視聴が可。USB経由で電源をとることもできます。iPhoneに繋げれば外部バッテリーとして使うこともできるようです。

【受信感度は合格点】
気になるのが受信感度。こんなに小型のワンセグ機器で電波をきちんと拾うかどうかが気になります。「eSegTV」はストラップ部分がアンテナになっているだけなので少し不安です。ということで、さっそく試してみます。

まずは基本性能から。ちなみに調査地は某地方都市中心部。鉄筋コンクリート造のマンション1階で調査です。

コンクリートは電波を遮断するため室内ではワンセグ電波が入りにくく、アンテナが1~2本しか立ちませんが、視聴には支障なく全チャンネル受信できています。ただし、場所によっては入りづらい箇所はあります。

次に、「eSegTV」を窓際に置いてみます。全チャンネルがきれいに受信できました。室内では場所によって電波の状況が変わってきますが、「eSegTV」なら電波状況の良いところにチューナーを置いておけば、無線LANの届く範囲で室内のどこでも視聴することがでるので助かります。

【車内での使用は】
で、ここからが本番。車で「eSegTV」を使ってみましょう。同じく地方都市中心部でテスト。ただし、ウチの車はフロントガラスが熱線反射ガラスのため、一般の車より電波を遮る構造になっています。

電源はシガーライターからUSB経由でとることができます。「eSegTV」を電波の入りやすい窓際に置いてiPhone で視聴してみます。ちなみにiPhoneをドックコネクタ経由でカーナビのライン入力に繋いでいます。音声は出力されますが、映像は出力されないようですね。

とりあえず中心部を走行。市街地でも走行中はときどき画面がとぎれることがありますね。しかし、映り自体は良いので、都心部などでの利用はなんとか使えるかな。そのまま郊外へ向かいますが、途中で映らなくなりました。携帯のワンセグ同様、車の中での視聴は難しいようです。車専用のチューナーを買わないとダメですね。

【まとめ】
小型のチューナーの割には受信感度は良いです。性能的には携帯のワンセグと同じぐらいでしょうか。iPhoneとチューナーを分離して使えるので便利ですね。車での視聴については、市街地など電波状況がいいところならOKですが、地デジチューナーの代わりは難しいですね。






2011年7月8日金曜日

iPhoneが赤外線リモコンになる「L5 remote」



iPhoneが学習機能付きリモコンに変身する「L5 remote」なる機器を購入したのでレポートです。

「L5 remote」は、iPhoneのドックコネクタに赤外線を発信する小型装置を取り付けて、学習機能付きリモコンとして利用するもの。iPhoneには赤外線ポートがついていないので、後付でユニットを取り付ける必要があります。少し出っ張りますが、これでiPhoneが学習リモコンとして使えます。

では、実際に取り付けてみましょう。届いた商品は箱の中に小さな赤外線ユニットが1つ入っているだけ。説明書はなし。あっさりしたもんですね。

ユニットをドックコネクタに差し込んで、appstoreから無料の「L5 remote」アプリをダウンロードしたらとりあえず準備完了。あとはテレビなど家電製品のリモコンを使って学習させるだけです。

ボタンの配置はiPhoneの画面上にいろんな種類のアイコンを自由に配置できるので、市販の学習リモコンよりはるかに便利。テレビやDVDなどのアイコンは事前に登録されていますし、作成したボタンに名前をつけることもできます。

リモコンはひとつの画面内にいろんな機器のよく使う機能をまとめることもできます。もちろん、個々のリモコンを1つの画面ごとに登録することもでき、1,000種類のリモコンを登録することができるらしい。

とりあえず、リビングにあるリモコンを一通り登録してみました。登録は簡単。まずボタンを配置して、それぞれのボタンにリモコンで赤外線データを登録する。テレビからビデオ、パソコン、照明まであっという間に登録完了です。

タッチパネルで、画面も見やすい、ボタンに名称が登録されているのでかなり使いやすいです。市販のリモコンよりも出力があるので、ふつうは届かないような距離からでも操作することもできます。

ただし、エアコンなど一部の機種については、リモコンの仕様上登録できないようです。温度など本体とリモコンの間で情報をやりとりするので学習リモコンは使えないらしい。スイッチのオンオフだけでも使えるようになれば便利なのですが。

また、携帯との赤外線通信には現時点では対応していません。拡張としてのアドオンを行うかを検討中とのことです。使えるようになれば便利ですね。

1週間ほど使ってみての感想ですが、操作が簡単。家中のリモコンがiPhoneひとつに収まるのでかなり便利です。デジカメやビデオカメラでも使えるので、デジカメの遠隔撮影など屋外の使用でも用途は広がりそう。

弱点は、エアコンが使えないことと、充電の際、ユニットをいちいち取り外さないと行けないことぐらい。欲を言えば、有名どころのリモコンがプリセットで登録されていると便利かな。なかなか便利な機器で、オススメです。






2011年7月4日月曜日

赤外線撮影用IRフィルター



赤外線撮影の季節がやってきました。

赤外線撮影といえば、ソニーのナイトショットデジカメ、そして富士フィルムのIRフィルターが定番です。ただ、この富士のIRフィルターはゼラチンフィルターで、四角いシート状の商品のため取り扱いがややこしい。とりあえずレンズ保護フィルターの裏に挟み込んで使うのですが、どうも丸くカットするのが面倒です。

ということで、そんな悩みを解消する商品がROWAのIRフィルターです。写真のとおり、52mm径のフィルターがIRフィルターになっているので、普通のフィルターと同じように扱えます。これで赤外線撮影がより身近なものになりました。

ちなみに、当研究所では、サイバーショットH9に49-52mmのステップアップリングを接着剤で貼り付け、その上からこのIRフィルターをセットして使います。これで見た目は普通のデジカメです。

フィルターサイズは25mmから58mmまで揃っています。この夏、赤外線カメラでアートな撮影にチャレンジしたい方はぜひお試しあれ。






2010年12月6日月曜日

GoproHDリストハウジングを購入

GoproHDはケースにストラップを通す穴などが付いていないので、手持ちで使うのはかなり不便です。当初からオプションとしてリストハウジングの発売が予定されていましたが、ファームのアップデートと合わせて1年以上経ってようやく発売されました。

本国では40ドル(3,500円)程度で発売されていますが、日本国内だと今日現在5,775円。う~ん、ちょっと高いですね。本国から直接購入しようと試みましたが、送料80ドルってことで中止。e-bayで も探してみましたがなかなか出てこないです。

ということで、あきらめてちょっと高いですが日本で購入。amazonとさかいやスポーツが同じ値段ですが(なぜか代理店のmoto禅では取り扱っていません)、amazonなら送料無料ということでamazonに注文。手に入れることができました。さっそくレビュー(するほどのもんでもないけど)。

まずは商品説明から。このリストハウジングを使うことで、腕の部分に巻き付けての使用が可能になりました。マジックテープでバリバリと巻き付けて、腕に付けたままで撮影することができます。もちろん防水対応。マリンスポーツや雪山などでも活躍しそうです。

リストバンドはつくりもしっかりしています。GoproHDを携帯して使う方には必須のアイテムです。カメラは腕に付けた状態で起き上がらせることもできます。これで水中でのフルHDビデオ撮影が可能になりました。来夏は海やプールで活躍しそうです。

携帯回線で映像を送れるナイトビジョンカメラ

こちらはプラネックスからまもなく発売予定の新型ネットワークカメラ。外出先から携帯電話で操作ができるシリーズですが、新機種はナイトビジョン機能を搭載。さらに携帯の3G回線を使えば、単体で画像を送信できます。これなら、夜間、野生動物が出没しそうなところに仕掛けることが可能です。

プラネックスのネットワークカメラといえば、低価格(2万円前後)でパンチルトができ、iPhoneなど携帯からも操作ができるということで、なかなか便利なカメラでしたが、夜間撮影に対応していないのが弱点でした。

今回発売されたCS-WMV043G-NVでは、新たにナイトビジョン機能を追加。7m照射できる赤外線LED9個を搭載し、暗闇でも撮影できる赤外線撮影を可能にしました。

また、新たに3Gモバイル通信端末用のUSBポートも搭載。 携帯回線を利用してインターネットに接続し、遠隔操作ができるようになりました。これで電源さえ取ればどこにでもカメラを設置できるようになりました。12vのバッテリーを用意すればコードレスでネットワークカメラの設置ができます。

従来からの機能としては、パン・チルトに対応し、iPhoneなどから遠隔操作が可能。また、動態検知で静止がを送信するお知らせアラーム機能もついています。ネットワークに接続したパソコンやSDHCカードに動画を保存することもできます。ただし、WI-FI機能は付いていないので、LANで接続する場合は有線のみとなります。

今回の機能追加で、用途が大きく広がりますね。3G回線に対応したことで、電源さえ取れればどこにでもネットワークカメラを設置できるようになりました。携帯経由でパンチルト操作もできるので、見たい角度でカメラを調整することもできます。これでズーム機能がつけば言うことなしですね。

また、夜間撮影に対応したことから、撮影の幅も広がります。深夜の公園に設置し野生動物の生態調査をしたり、浮気調査用に自宅のベッドルームに設置するなんて使い方もありですね。アイデア次第でいろんな使い方ができそうです。





2010年10月21日木曜日

iPhoneを車載する【まとめ】

★★★ まとめ ★★★
iPhoneを車載し、テレビ番組を見る方法のまとめ。一通り試してみての感想です。一式揃えて、費用は10,000~15,000円程度でした。地デジになってから頓挫していた車内での録画番組視聴がやっと実現できました。詳しくは各ページをご覧ください。

車載スタンド編
・車載用のスタンドは、がっしりしたものが良し。
・シガーライターから電源をとるタイプはエンジンノイズが入るので注意。
・ダッシュボードの材質によっては吸盤が使えない。
・ドライブレコーダー等に活用するなら取り付けた時のカメラの位置を事前にチェック。
・ケースをつけたままでは使えない製品もある。

ビデオケーブル編
・アップルの認証を受けたものでなければ、接続したとき警告画面がでる。
・コードの取り回しを考えるとビデオケーブルと電源が一体化になったものが良い。
・iPhoneにケース・バンパーを付けていると、ケーブルが繋げない・外れやすい場合もあり。
・ビデオケーブルを繋げれば何でも外部出力できるわけではない。対応アプリのみ。
・録画番組の視聴だけなら音声だけFMトランスミッターで飛ばす方法もあり。

テレビチューナー編 
・今のところI-O DATAの「SEG CLIP」(4,000~5,000円)しか選択肢はない。
・「SEG CLIP」は、自宅のアンテナにも接続できるので便利。
・「SEG CLIP」はキーワード予約機能が搭載されていない。
・バッファローのフルセグチューナー「DT-H70」(11,000~15,000円) にも同様の機能がある。
・フルセグチューナーを持っていないならバッファローがオススメかも。

TV Player編
・iPhoneにワンセグを転送する唯一のアプリ。
・外部出力には対応していないので、ナビの画面に出力できない。
・番組の転送にかかる時間は5分程度(1時間番組の場合)。
・無線LANの設定が手間取るかもしれない(ポート解放が必要な場合あり)。



2010年10月20日水曜日

iPhoneを車載する【TV Player編】


【iPhoneへの転送は簡単】
SEG CLIPで録画したファイルは、「TV Player」という無料アプリを使ってiPhoneへ転送します。自宅にWI-FI環境があれば機器等を追加する必要はありませんが、場合によってはルーターの設定を変更する必要があるのでご注意ください。ちなみに研究所の環境では特にトラブルなく使用できました。

使い方は簡単、アプリインストール後、「TV Player」を起動。WI-FIネットワークが表示されるので、選択すると「SEG CLIP」で録画した番組の一覧が表示されます。選択してダウンロードを開始すれば転送できます。1時間番組で5分もかかりません。

今までは、フルセグで録画した番組をDVDに焼いて、CRPM対応のポータブルDVDで再生していました(カーナビのDVDが対応していないため)が、SEG CLIP+TV Playerのおかげで短時間でできるようになったのは助かります。

【TV Playerの不満点】
とても便利になりましたが、不満がないわけではありません。まず、このアプリ、どうやらビデオ出力に対応していないようで、iPhoneをビデオケーブル経由でカーナビに繋げても映像が出力されません(音声は出る)。今のところはiPhoneの小さな画面で見ていますが、できればナビの画面で見たいですね。。。

再生についても、早送り等の機能がついていないので使いづらいです。CM送りなどのボタンがつけばいいのですが。まあ、無料アプリなので贅沢も言えませんが、有料になってもOKなのでこれら機能を搭載してもらいたいとこです。

多少の不満はありますが、全体的にはご十分合格点。車通勤の時間を有効に使えるようになったので満足しています。